著者:甲斐みのり , 装画:湯浅景子 / 出版社:ミルブックス / 四六判(188mm×127mm)/ 192P / ソフトカバー / 2024年 10月発行/ 購入特典:服部あさ美さん作の装画のポストカード
文筆家 ・甲斐みのりの人気エッセイシリーズ第3作(シリーズ最終作)は「旅」をテーマに取り上げて繰り広げる33の物語。
旅して綴る楽しさを発見した幼い頃の大切な夏旅の記憶。
ずっと憧れていたパリが教えてくれた町歩きの楽しみ。
日本各地の伝統工芸の魅力と職人たちとの心温まる交流。
人生を変えてくれた名建築・クラシックホテルとの出会い。
各地を旅して土地土地の隠れた魅力を真摯に探求し掘り下げてきた著者だから描ける本当の旅の楽しみ。
各地を旅して、さまざまな題材で綴ってきた。私が愛してやまないものや場所や人は、最初は多くの人が関心を示すものではなかったが、自身の心に従い、好きなものを追い求めていった。この楽しさを理解してくれる人がいるはず。そう信じて旅を続けているうちに、次第に私の“好き”に共感する人の輪が広がっていった。(『旅の始まり』より)
*甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。1976 年静岡県生まれ。
大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書は『朝おやつ』(ミルブックス)『愛しの純喫茶』(オレンジページ)『日本全国 地元パン』『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)など約50 冊。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)はドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)の原案に起用された。