

発行:一般社団法人新百姓 / 発売:ている舎 / B5変型判(242mm×182mm) / 254P(フルカラー) / ソフトカバー(ジャケットなし) / 2024年10月発行 , 8,888冊限定 シリアルナンバー打刻
便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。
しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていたつくる喜びや楽しみも、失われてきているのでは?
安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。
そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか?
効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方に疑問を持ち日々を営むことをテーマとして編まれたライフスタイルマガジンの第2号。
特集は「米をくう」。
『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れる。
読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。
読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。
読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなること間違いなしの一冊です。