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喫茶スイス1972-2022

3,520円

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編著:川井 操 , 写真:金川晋吾 , デザイン:美和 絵里奈 / 出版社:あしがる出版 / B5変型判(263mm × 188mm)/ 108P (カラー84P・白黒24P) / ハードカバー / 2024年 7月29日発行 ただのハンバーグではない。「スイスのハンバーグ」という固有名詞がある。自分だけのスイスの味──(「スイスの思い出」辻琢磨より) 昭和47年創業ー令和4年に閉店した滋賀県彦根市にあった「喫茶スイス」。 蔦におおわれた三角屋根の外観が特徴的で、ハンバーグ、オムライスが人気の洋食店であった。 食べログで滋賀県1位、SNSの普及により、地元はもちろん遠方からの熱狂的なお客さんもいたという。 そんなスイスは店主の高齢化、店舗の老朽化により閉店となった。 そして、今はドラッグストアに建て替わっている。 本書は、スイスのような個性的なお店を対象に、写真やインタビュー、図面で記録し、いくつかのエッセイをまとめたものである。 在りし日のスイスを想うファンの方はもちろん、自営業をされている方、グルメ好きの方、古き良き喫茶店のような空間を好きな方、さまざまな方に読んでいただきたい一冊です。 *川井操 (かわい・みさお) (著/文 | 企画/原案) 1980年島根県安来市生まれ。建築家。滋賀県立大学准教授。滋賀県立大学大学院環境科学研究科環境計画学専攻博士後期課程修了。主な建築作品に[ヨシ壁の納屋]、[綺田の納屋]、[畑と鶏舎]。あしがる出版共同主宰。 *金川晋吾 (かながわ・しんご) (写真) 写真家。1981年京都府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。『father』(青幻舎、2016)、『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社、2021)、『長い間』(ナナルイ、2023)、『いなくなっていない父』(晶文社、2023)、『三人の日記──集合、解散!』(植本一子、滝口悠生との共著、2023)刊行。三木淳賞、さがみはら写真新人奨励賞、東川賞新人作家賞受賞。

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