








著者:甲斐みのり , 装画・題字:湯浅景子 / 出版社:ミルブックス / 四六判(188mm×127mm)/ 192P / ソフトカバー / 2023年 10月発行
甘美な口福に満ちた、芳醇なお菓子文学
「朝おやつ」として愛食する43の甘味の記憶をめぐる物語
全国を旅して見つけた美味しい甘味の魅力を、優しい筆到で丁寧に描いてきた文筆家・甲斐みのり。
朝おやつとして愛食する甘味たちを、美味しさが溢れ出す美しい写真と共に丁寧に描きました。
朝おやつが運んでくれた大切な人たちとの出会い、そして別れ。甘いだけではない物語の数々は、誰もの心の奥にある甘い記憶を思い出し、懐かしい人や風景が鮮明に呼び起こされます。
甲斐みのりの集大成といえる、お菓子愛に満ちた名随筆集がここに完成。
装画は画家・湯浅景子が「ゼリーのイエ」を美しい切り絵で表現しました。
*甲斐みのり(かい・みのり)
文筆家。1976年静岡県生まれ。大阪芸術大学卒業後、数年を京都で過ごし、現在は東京にて活動。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書は『たべるたのしみ』『くらすたのしみ』『田辺のたのしみ』(ミルブックス)『日本全国 地元パン』『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)など約50 冊。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』(エクスナレッジ)はドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪)の原案に起用された。