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ここに素敵なものがある

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著者:リチャード・ブローティガン , 訳者:中上哲夫 / 出版社:百万年書房 / 四六変型判 (167mm×135mm×11mm )/ 112P / ソフトカバー(仮フランス装)/ 2023年 1月発行 ブローティガンのような詩は、アメリカでは珍しい。とくに短いものは断片的という批判があるだろう。英米では、詩とはまとまった内容をもったものだという考えがあるからだ。だけど俳句という文芸を持つわたしたちには違和感はない。むしろ、ながたらしい現代詩よりも親しみやすい。彼の孤独、失意、悔恨、悲嘆、憤怒、感傷、空想、希望、冗談から生まれた言葉たちをたっぷり味わってほしい──(訳者あとがき より) リチャード・ブローティガンは1967年に出版した『アメリカの鱒釣り』の成功で一躍ヒッピー・カルチャーのヒーローになるが、ブームの終焉に伴い次第に忘れられた存在となっていった。本国よりも日本やフランスで高い評価が続いたブローティガン。晩年は日本を訪れ、東京に滞在しながら日本文化に触れていく。日本の友人たちと親交を深めていく中でひとりの女性には彼の人生を変えるほどの影響を受けたという。無駄な言葉を削ぎ落としたシンプルな詩篇は、日本の俳句に近いものがあり、日本人には最後まで人気があった詩人であった。 本書は、『リチャード・ブローティガン詩集 突然訪れた天使の日』「原書: Loading Mercury with a Pitchfork」(中上哲夫・訳/思潮社/1991年)に、同訳者による全面的な改訳を施し、思潮社版では削除されていた3篇の詩を追加したうえ注釈を増やし、詩の並び順も再吟味した《完全新訳版》である。繊細で温かみのある、友人のような詩を繰り返し読んで味わってほしい。 *リチャード・ブローティガン 作家、詩人。1935年、ワシントン州タコマ生まれ。56年、ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグらビート・ジェネレーションの集うサンフランシスコへ。67年に小説『アメリカの鱒釣り』を刊行、世界的ベストセラーとなる。主な著作に『西瓜糖の日々』『ビッグ・サーの南軍将軍』など。風変わりで諧謔に富んだ作風は世界中の若者たちの想像力をかき立てた。84年、ピストル自殺。 *中上 哲夫 (なかがみ・てつお) 詩人。1939年、大阪生まれ。本名、佐野哲夫。60年代、ビート・ジェネレーションの影響下に詩を書き始める。疾走感あふれる詩を書いて、〈路上派〉と呼ばれた。詩集に『スウェーデン美人の金髪が緑色になる理由』(横浜詩人会賞)、『アイオワ冬物語』、『エルヴィスが死んだ日の夜』(高見順賞・丸山豊現代詩賞)、『ジャズ・エイジ』(詩歌文学館賞)、現代詩文庫『中上哲夫詩集』、『川の名前、その他の詩篇』など。訳書は、ジャック・ケルアック『孤独な旅人』『荒涼天使たち』、チャールズ・ブコウスキー『モノマネ鳥よ、おれの幸運を願え』など。その他、自作朗読CD『歌と方向』、編著『春・夏・秋・冬 ふしぎ、ふしぎ』などがある。

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