




著者:斉藤倫 / 出版社:講談社 / 四六変型判(190mm×133mm×14mm)/ 192P / ソフトカバー / 2022年 10月発行
「このバーでは、詩を、お出ししているのです」
今夜も、いぬのマスターのおまかせで。
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』の著者、詩人・斉藤倫がおくる31篇の詩をめぐるストーリー。
「詩っていうのは、おもい出させようと、してくれてるのかもね。このじぶんだけが、じぶんじゃなかったかもしれないことを。このせかいだけが、せかいじゃなかったかもしれないことを」
T・S・エリオット 吉岡 実 ガートルード・スタイン アメリカ・インディアンの口承詩 萩原朔太郎 ボードレール 杉本真維子 宮沢賢治 石原吉郎 ウォレス・スティーヴンズ 石牟礼道子 アルチュール・ランボー ……ほか全31篇の詩をめぐる物語。