出版社:情景編集舎 / A4判変型(280mm×216mm)/ 112P / ソフトカバー(ペーパーバック)/ 2022年 4月発行
読者は常に最新の情報を求めるし、つくり手もその期待に応えようとする。雑誌の宿命とも言えるが、実際に読まれる期間は満開から散ってしまうまでの桜の花びらのように儚いものだ。そんな読み捨てられる雑誌が多いなかで、いつまでも手元に置いておきたい雑誌もある。
『nice things.』issue.68の特集は「扉を開けたいお店。」
名古屋市の「cont」、東京・日本橋の「ヒナタノオト」、静岡・三島市の「sora」、京都市の「WIFE & HUSBAND Roastery DAUGHTER / Gallery SON」…"ひとの気配"が感じられるお店の扉を開けると、「普段の自分の世界」から「誰かの世界」へと誘ってくれる——。
願わくばボクたちのお店も誰かにとっての"扉を開けたいお店"であらんことを。
【巻頭特集】
「扉を開けたいお店」
【連載】
ひたむき農園 原 茂樹(日田リベルテ)
今日も私は困ってる 東野華南子(リビルディングセンタージャパン)
アイディアが降りてくる前 チョークボーイ
ソウルフードトラベラー マツーラユタカ
丘に暮らす 未草
詩めくり ウチダゴウ
おいしいは、どこ、から。
ものづくりものがたり