


著者:小原 晩 , 装画:佐治みづき / 発行:セルフパブリッシング / 文庫判 / 98P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2022年 3月発行 , 2024年9月第22刷発行
八王子出身の小原 晩さんが、18歳になって就職してからの主に東京での生活のことを綴ったエッセイ集。
仕事のこと、好きな喫茶店や公園や銭湯、春の恋、眠れない夜の過ごし方、ストレス発散法、父の死、兄をまちぶせた冬、女子三人暮らしなど。
一生懸命生きれば生きるほど空回りする、すべての人に捧げる一冊。
目次
〈東京生活〉
ここで唐揚げ弁当を食べないでください
渋谷寮の初夏
仮眠と青山
赤坂と神様
若者
春一番
回転寿司と四人家族
兄はガニ股
眠らない夜のきらめき
下北沢 トロワ・シャンブル
パンとか焼いて生きていきたい
旨いコーヒーとたまごとソーセージのトースト
ストレス解消法は、あります
銭湯、限りなく、生
下北沢の北京料理屋にて
羽根木公園の春昼と短夜
代々木公園と元気を出して
迷い込む茶亭 羽當
幡ヶ谷の三人暮らし
最後の夜と救急車
〈それから〉
京都へゴー
ジャングルジムの頂きで待つ
尻と少年
後書き
*小原 晩(おばら・ばん)
1996年生まれ。歌人。
好きなものは、猫、光、水辺、本屋、喫茶店、散歩、お笑い、太陽の塔、衣食住。