


著者:miyono / 発行:mizōchi(セルフパブリッシング)/ 四六判(188mm × 127mm×24mm) / 514P / ソフトカバー(ペーパーバック) / 2021年3月発行
本書は、著者のmiyonoさんが拠点にしている福井県にて、2019年春から2021年春の約2年間にわたり、実際に街を巡り出会った方や、SNSでお声がけした方を中心に協力を仰いでインタビューした内容を一冊に編んだもの。
肩書きや経歴にとらわれるのではなく、隣で読書している人、駅のホームで並んでいる人、何気なくすれ違っていくたくさんの人たち、所謂「日々をふつうに生活している福井の人たち」にスポットを当てて自然体でインタビューをされてるのがとても親しみやすく、自分ごとのように胸の内にスッと入ってくる。
登場するのは、10代から90代の男女50名。一人ひとりが日々の暮らしの中で思うことや感じていることは、遠くにいるかもしれない、そばにいるかもしれない、どこかの誰かの声に違いない、誰もが きっと、共感できる一冊です。