著者:柿内正午 , 装画:西淑 , 装丁・組版:中村圭佑+平本晴香(ampersands), 解説:友田とん(代わりに読む人) / 出版社:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) / 四六判(188mm × 127mm× 45mm) / 768P / ソフトカバー(フォローバック製本) / 2020年12月発行
プルーストを読んでどうなるというのですか?
プルーストを読んでいると楽しいです。
そんだけ!
うっかりプルーストの『失われた時を求めて』を全巻買ってしまった著者が読了までの日々を綴った、読書と生活と脱線の記録──。
プルーストの著作に寄り添われるようにしながら書き続けられた、ただただ読書は楽しいなぁと、そんな気持ちになる約一年間の日記は、本を読むことの喜びに気づかされる超重量級の一冊。製本は、本体と表紙部分が離れているフォローバックという手法を採用することにより、分厚い本もぺたりと開いて、読書に没入できます。
<目次>
・『プルーストを読む生活』の要約
・プルーストを読む生活
・プルーストを読まない生活
・解説
・あとがき
・この本の時期に読まれていた本(リスト)
*柿内正午(かきない・しょうご)
会社員。
プルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、「家」の別のやり方を模索するZINE『ZINE アカミミ』などを制作。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。